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国際競争力が厳しい時代になり、企業は今まで以上に優れた人材を確保しようと考えています。採用にあたっては、あなたの「人間力」を判断するために、より面接試験を重視する傾向にあります。ファイトやバイタリティのある人物、柔軟な発想ができる人物を、企業は求めているのです。面接は皆さんの個性や才能、ヤル気を積極的にアピールするチャンス。そこで、面接時のポイントを地元企業の人事担当者にうかがってみました。

学生が面接に臨むための心構えを聞かせてください。
「面接」と聞くと、とかく“怖い”とか“緊張する”というイメージがわいてくるようですが、事前準備をしっかリすることでそうした精神的負荷を軽減することができます。事前準備というのは次のようなことです。(1)質問に多い、長所と短所は言えますか? (2)志望動機を聞かれたら、自分の意思や目標が会社のプラスになるように説明できますか? (3)あなたの個性や才能を伝えられるように、具体的な話を用意してあUますか? (4)入社したら何を頑張リたいのか具体的に説明できますか? (5)学生生活で学んだことをわかりやすく話せますか?
第一印象対策の「身だしなみ」については?
清潔感と誠実な人柄が感じられることが第一です。男女とも紺かグレーのスーツが好印象ですね。髪はスッキリした清潔感がたいせつ。業種にもよリますが、染色は控えたほうがいいでしょう。とくに女性の場合は、控えめなメークを心がけましよう。
面接ではどんな事を聞き、学生の何に注目しますか?
高校、専門学校、短大、大学、大学院などで質問内容は変わってきますが、共通してうかがいたいことは、学生時代に「何を学び、何をつかんだか」ということです。個別的には、大学院生ならゼミや研究テーマ。大学生なら学業のほかサーグル活動やアルバイト、留学体験など。短大、高校、専門学校生なら、学校の授業内容や課外活動、また文化祭など学校行事への取り組みや友人のことなどを質問します。以上はごく常識的な質問ですが、ポイントは以下の3つです。(1)、この会社に入社したいという志望動機が明確かどうか。(2)、この会社で何をやりたいか。(3)、自分がこの会社にどのように貢献できるか。これらはいずれも、本人がしっかりした将来展望を持っているか、自分自身のビジョンを実現していく強い意志があるかどうかということです。
就職活動の情報収集では?
最近ではインターネット上にホームページを開いて情報提供している企業が多くなってきています。IT化といわれている時代ですから、少なくとも企業情報をパソコンを使って入手できるくらいの知識や意欲はもっていてほしいですね。
いまの学生から受ける印象は?
就職活動は、学生が社会と初めてコンタクトする公式的な場です。これにどう立ち向かえるか、つまリ社会に対して自分がどう向かい合い、自分をどのようにしてPRしていかれるかが問われる場でもあるわけです。就職を真剣に考えている学生は多いのですが、全体的に視野が狭くなったり、萎縮してしまう学生も多いようです。もっと広い視野に立って、ノビノビと、よリ長い目で見て、就職が自分の人生の中でどのように位置づけられるのかを追究してほしいですね。
面接では評価のポイントをどんな点におきますか?
面接する側は、学生の表情や話し方などから、どれだけ的確に自己PRができるかを見ます。要点がこちら側に明確に伝わり、情熱や意思の強さ、ヤル気が感じられれば、雄弁でなくてもかまいません。また、言葉は真剣でも相手の目を見ていなかったリ、生き生きとした表情が伝わってこないとマイナスです。
企業が期待する人間像、入社してほしい人材とは?
「会社が何をしてくれるか」を期待する学生ではなく、「会社に対して自分が何ができるか」を常に考え、「こうしたい」という意志や気構えをしっかり持った人です。これは言い換えると、他者に依存しないで自分自身でしっかり目標を立て、考え行動できる人といえるでしょう。