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いよいよ就職活動のスタート!といっても、「企業の人や社会人と接したことなんてないし、失礼のないように振る舞えるか不安……」という人もきっと多いはず。そんな人のために、就職活動できっと役に立つマナーの基本をご紹介。ただし、ルールは覚えても、一番たいせつなのは、謙虚で真摯な姿勢だということをお忘れなく。


一朝一夕で正しい言葉遣いを身につけるのは難しいことですが、敬語を適切に使い分けることができれば、コミュニケーションをスムーズにすることができ、また、相手に好印象を与えます。ふだんの心がけがたいせつ。

●言葉遣いの基本
言葉遣いには、人柄や品性がもっとも端的に表れます。面接担当者に向かって発せられた言葉のひと言ひと言が、自分のすべてを表現すると思って下さい。要は「面接」というTPOをわきまえた、常識的な言葉遣いをしているかどうかです。最近の学生の中には、つい話に夢中になり、「〜しちゃって」あるいは「〜とか、〜とか」「〜でさあ」といった学生言葉や流行り言葉が出ることがあリます。落ち着いて、話す内容を吟昧しながら、適切な言葉遣いに心がけましょう。

●敬語の使い分け
面接を受ける会社の呼び方は「貴社」「御社」「こちらの会社」。「自分」のことは男女ともに「わたくし」。語尾は「です」「ます」調が基本。とくに注意が必要なのは、尊敬語と謙譲語の使い分けです。ひたすらていねいに、と思うばかリ尊敬語と謙譲語を混同して使ってしまうことがあリます。敬語の使い分けは一朝一夕にはいかないので、普段からの慣れがたいせつです。


就職を希望する学生が初めて志望先の会社とコンタクトをとるのは、採用予定の有無や会社説明会の日程などを雷話で問い合わせる場合。電話は相手が見えないだけに、十分な気使いが必要です。ていねい、簡潔、はっきりと。

●電話をかけるときのポイント
まずこちらの学校名、姓名を名乗リ、「少々おうかがいしたいのですが」と言ってから、問い合わせの目的を簡潔に述べます。説明会の日程を問い合わせる場合、「わたくし、○○大学経済学部4年生の○○○○と申します。お忙しいところ申し訳ありませんが、御社の会社説明会の日程をお教えいただければと思い、お電話いたしました」。会社の所在地などを聞く場合は「御社におうかがいする際の最寄り駅はどちらになりますでしょうか」。教えられたことは復唱して確認を。電話を切る前には必ず「ごていねいに、あリがとうございました」のひと言を。

●電話を受けるときのポイント
「はい、○○(姓のみ)です」。家にかかってきた電話なら、これでOKです。電話に出るのが遅れた場合や、取り次いでもらった場合は、「お待たせしました」のひと言を忘れずに。相手が採用担当者なら「面接(会社訪問)の際はお世話になりました」のひと言を添えましょう。


手紙より気軽で、しかもすばやく相手にアプローチできるのがEメールの魅力です。ただし、メールならではのルールやマナーを知っておくことが必要です。

●メールを書くときのポイント
最近ではエントリーシートをメールで受け付ける会社も多くなってきました。会社独自のエントリーシートの様式を請求する場合も、メールを使うケースがあリますが、これは「依頼の手紙」とまったく同様に考えましょう。手紙には形式やマナーがありますが、メールの場合もほぼこれに即したものと考えて差し支えあリません。基本的な書式は、「前文」(書き出しの言葉〕「主文」(内容、用件)「後付け」(日付け、署名、住所など)です。とくに注意することは、メールの宛先に必ず「御中」「様」などの敬称を忘れずに。また、内容も手紙同様、簡潔にし、読み返して入カミスや変換ミスに注意を。


初めての企業訪問は緊張するものです。たしかに立ち居振る舞いに関する決まりごともたくさんありますが、たいせつなのは形よりも気持ちよく素直にコミュニケーションする姿勢です。

●アボイントのとり方
アポイントは通常、電話でとリます。電話のマナーでも述ぺましたが、名乗ったあと、必ず「お忙しいところ恐縮ですが」と添えます。訪問日時に関しては、相手の都合が優先です。少なくとも自分のほうから「その日は都合が悪い」ということは避けます。そのためにもアポイントをとる時は、自分自身のスケジュール管理をしておくことが必要です。

●訪問先に到着したら
約束の時間には遅れないように、少なくとも5〜10分前には到着しておきます。会社に入る前に、服装、とくにクツの汚れなどをチェックします。受付では学校名、姓名、面会者名、アポイントがあることを必ず伝えます。

●面談に入ってから
会社訪問の面談も、面接と同様に考えます。言葉使いやマナーには十分注意し、相手の目を見て、はっきり話しましょう。質問項目は事前に用意し、要点を手短に。帰るときも「お忙しいところあリがとうございました」と、きちんとした挨拶を心がけましよう。